いつくとも誰のいひけむすまの浦 かかるところの秋のゆふ暮 似雲
鐘楼の傍に「風月庵」と碑石がありますが、その裏側をよんでみると歌が刻まれています。
広島の僧・似雲は「今西行」といわれた歌人で諸国を遍歴、須磨にきて「塩かま」を再興して昔を偲びました。芭蕉が死んで53年後の1747(延享4)年のことだと言われています。