伊丹三樹彦 句碑

くらやみになおも花散る平家琵琶

甘酒にいま存命の一本箸

長き夜の楽器かたまりいて鳴らず

てのひらに予言の重さ寒卵

僕自身日暮の沖でさびさび浮く

伊丹三樹彦 句碑
伊丹三樹彦 句碑