一の谷は、鉄枴山と高倉山から流れ出た渓流に沿う地域です。
一の谷から西一帯の海岸は、源平の戦いにおける一の谷の戦いの舞台となったことから、「戦の濱」といわれています。
一の谷をさかのぼると、東西2つに分かれていますが、西の谷は、東の一ノ谷川本流に対し「赤旗の谷」といわれ、平家の赤旗で満ちた谷だと伝えられています。
毎年、決戦のあった2月7日の夜明けには、軍馬のいななく声が聞こえると言われています。