平重衡とらわれの松跡

源平合戦に際して、東門生田の森を守った平重衡(清盛の五男)は源氏の軍勢を防ぎきれず、西に遁走しましたが、西須磨で源範頼の家来に生け捕られてしまいました。

松の根に腰をおろして無念の涙を流す重衡を見て、村人が濁酒を一杯さしあげたところ、重衡は非常によろこんで、「ささほろや波ここもとを打ちすぎて須磨でのむこそ濁酒なれ」と、一首を詠んだと伝えられています。

平重衡とらわれの松跡
平重衡とらわれの松跡
地図

住所神戸市須磨区須磨寺町1丁目13
アクセス山陽電車「須磨寺駅」下車すぐ